*

「日高ケンタッキーファーム」が閉園、旭山動物園の台頭も一因か

道内の観光牧場の草分けともいえる「日高ケンタッキーファーム」(日高管内日高町)を運営する日高観光開発(同町、磯田憲生社長)は二十九日の株主総会で、解散に向けた清算手続きに入ることを決めた。入場者減で売り上げが落ち込んだためで、同ファームは年内いっぱいで閉園する。(12/30付 道新)

ケンタッキーファームは1978年オープンした体験型観光の老舗施設である。新千歳空港からも近く、気軽に乗馬体験が出来るということで団体ツアーでも定番コースであった。しかし、ここ数年あまり名前を聞かなくなった。2003年に自己破産し、当時の門別町が出資するなどして新会社で再スタートを切ったが、客足はめっきり落ちたようだ。
経営交代による営業力の低下が想像できるが、もうひとつ旭山動物園にツアー客を奪われたことも影響しているのではないか。以前は空港からケンタッキーファーム経由で各地に向かったが、今では旭山へダイレクトである。全員が楽しめるとはいえない乗馬牧場よりも、動物園の方が旅行会社から見ても効率的である。また、体験型観光施設が増えたことも影響しているだろう。
ケンタッキーファームの 累積赤字は約2億5千万円、純損失は約4千万円。施設の存続については白紙という。
30日現在、ホームページにはアクセスできない。

 - すべての記事一覧, 観光(北海道全般)