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東横インが札幌に中国人ご用達ホテルを開業

ビジネスホテル運営の東横インは6月1日、中国人観光客に照準を合わせたホテルを札幌市内に開業する。増加傾向にある中国人客の受け入れ態勢を整備するとともに、中国語対応の人材や設備を一つのホテルに集約して経費削減を目指す。 (5/28付 道新)

今回、ビジネスホテルとして運営している札幌すすきの南店(中央区南6東2)を中国人向けに改装。4人の中国人従業員を配置するほか、約200の全客室で中国国営放送を視聴できるようにし、朝食に中華がゆも用意するという。
道新記事によると、「昨年の中国人の道内宿泊者数は前年比7割増の18万3千人で、今年2月の春節(中国の旧正月)以降、増加傾向に加速が付いている。7月から個人観光ビザ発給対象が中間層まで拡大される予定のため、中国人来道者の増加期待が高まっている」とある。
現在、東横インは札幌市内に5ホテルを展開しているが、市内ホテルの競争激化の影響かすすきの交差点近くの「すすきの店」でも空室が目立つようになった。以前なら「安い」とかんじた東横インだが、最近ではかつての強みが薄れている気がする。
新たな出店も少なくなり、市場は飽和状態。国内経済情勢を見ても当面は難しいであろう。そんな中、新たな活路として中国人観光客に見出したようだが、価格帯からしてターゲットは中間層か。
日本人から見れば、同じ国の人間が泊まっているホテルにはあまり泊まりたくはないが、安心感があるのか確か。海外へ行けば必ず日本人ご用達のツアー向けホテルはある。東横インにしても、スタッフを集約でき、効率的な展開が可能になる。今後、増える可能性がある中国人ご用達ホテルである。

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