■1■タンチョウの飛来続々(10/23釧路新聞)
冬到来を告げる国の特別天然記念物タンチョウが10月初めから、鶴居村や釧路市阿寒町などの市街地周辺に続々飛来している。「たんちょう舞ろーど」の愛称がある道道釧路鶴居弟子屈線の沿道からは、刈り取り後のデントコーン畑で落ち穂を求めるタンチョウの様子が見られ、観光客らの目を楽しませている。
■2■入園者数最多を連続更新/旭山動物園(10/24朝日)
旭川市の旭山動物園が23日、夏季の開園を終えた。4月からの入園者数は167万5435人で、過去最多だった昨年度の122万5931人を45万人近く上回った。最多記録の更新は4年連続。
昨年度は全体の1割ほどだった道外客が、今年度は2~3割に増加した。同園は「旭山動物園のよさが全国に広がったため」と話している。特に今年は、7月からの月間入園者数が3カ月連続で上野動物園を抜き「日本一」になるなど好調が続いた。
冬季は、夏季の入園者数が多かったことから、例年より1日前倒しの11月2日に開園。2日は無料で開放する。また、今年は年末年始を除き無休、開園時間も2時間延長して午前10時半~午後3時半とする。
■3■丸井今井小樽、苫小牧店が閉店(10/24道新)
大手百貨店伊勢丹(東京)の支援による抜本再建を目指す丸井今井は二十三日、不採算が続く小樽、苫小牧両店を閉じた。営業店舗の完全閉鎖は同社百三十三年の歴史で初めて。両店合わせて約二万五千人が買い物に訪れ、別れを惜しんだ。
■4■大門横丁オープン、開店前から長蛇の列(10/24函館新聞)
函館市の新名所として注目を集める屋台村「大門横丁」が23日、松風町7にオープンした。開店前から大勢の来場者が周辺を取り囲むように長蛇の列をつくり、早速、各店自慢の一品に舌鼓を打っていた。
■5■大型滑り台ピンチ/雪まつり さとらんど(10/25朝日)
来年のさっぽろ雪まつりから真駒内会場の後を引き継ぐ「サッポロさとらんど」会場に、いまのところメーンスポンサーが見つからず、大規模な雪像や滑り台を作るのが難しい状況になっている。開催実績がないことから企業は模様眺めで、市の担当者は「盛況に終わらせて、再来年につなげるしかなさそうだ」と半ばあきらめ顔だ。
■6■函館空港ターミナルに地元菓子店が交代で出店(10/25函館新聞)
お帰りには、地元のお菓子を―。函館空港国内線旅客ターミナルビル2階売店のテナントに、函館の菓子店が交代で出店を始めた。道内大手の菓子メーカーが圧倒的シェアを誇る中、地場の名店の評判を高めようと、地道な戦いが続いている。
■7■ロイズ、札幌に最大の直営店を来月開店(10/26道新)
道内菓子製造大手のロイズコンフェクト(札幌)は十一月二十七日、札幌市北区に同社最大の直営店「あいの里公園店」(あいの里三の九)を開店する。 店舗面積は平屋建て約六百六十平方メートル。「生チョコ」などのチョコレートに加え、クッキー、ケーキなどの菓子類のほか、パンやソフトクリームなど同社が販売する百種類以上の商品のほとんどを取り扱い、「ロイズの世界を楽しんでもらえる」という。四十席の喫茶室も設ける。
■8■アジア観光客誘致へ協議会発足(10/26日経)
JR北海道や北海道銀行など道内16社・団体はアジアからの観光客誘致を強化するため「観光情報ビジネス協議会」を発足した。まず年内に道内の観光情報をアジア客向けに一括して提供するホームページ(HP)を開設。新千歳空港に案内拠点を新設することも検討する。現地の旅行会社などを通じて道観光をPRし、団体客に加え個人客の誘致につなげる。 同協議会は、システム開発のアートシステム(札幌市、森本元義社長)の呼び掛けで設立。
■9■知床、観光客13%増 (10/28朝日)
世界自然遺産に7月に登録された北海道・知床への観光客が、登録後の7~9月は前年同期比で13%増となったことがわかった。世界遺産効果とみられる。知床半島は斜里町と羅臼町にまたがる。両町の観光客は、今年1~6月は64万人で前年同期と同じ。7~9月は142万人と、前年同期比で12・9%、16万3千人増となった。1~9月の累計でも同8・5%増の206万人となった。
■10■時計台観光、居酒屋を全国展開(10/28日経)
ラーメンチェーン「味の時計台」を運営する時計台観光は居酒屋の全国展開に乗り出す。来月1日に札幌市内で1号店をオープンし、年内に同市内で直営店を計四店出店する。来年からはフランチャイズチェーン(FC)店を展開し、首都圏や関西圏を中心に年間10店程度の出店を目指す。 新店は「居酒や 北の最果て 知床番屋」で、同社の本社に隣接して開店する。
■11■旧拓銀本店、高層オフィスビルに(10/29道新)
北洋銀行は二十八日までに、所有する旧拓銀本店の北洋大通支店ビル(札幌市中央区大通西三)を、地下二階地上十五-二十階建ての大型オフィスビルに建て替える方針を固めた。コンサルティング会社と近く契約、設計など具体的な作業に入り、大通と札幌駅前通に面する一等地に、道内経済界を代表する新しい拠点を建設する。総工費は百五十億-百八十億円に達する見通しで、早ければ二〇○六年度中に着工し、○九年度中の完成を目指す。
■12■伊達市PR大作戦 「北の湘南」物件格安(11/1朝日)
「北の湘南」と呼ばれ、高齢者に人気の伊達市はこれから大量に退職する団塊の世代に的を絞った移住促進活動を展開している。第1弾として、全国で移住や長期滞在を希望している人たちに、伊達の街をよく知ってもらおうと気候や文化、暮らしを紹介したパンフレットを作った。東京の北海道移住センターなどで配布している。
■13■ニセコ・ひらふ 地価急上昇(11/1朝日)
後志支庁倶知安町ひらふ地区の地価が急上昇し「ミニバブル」の様相だ。年々増え続けるオーストラリア人スキー客らをあてこんだ分譲マンション(コンドミニアム)などの建設ラッシュが背景にある。中には3・3平方メートル当たり約30万円で取引が成立した土地もあり、不動産業者を驚かせている。同地区の関係者によると、スキー場近くの地区内の地価は以前は3・3平方メートル当たり2万~10万円程度だった。場所にもよるが、現在は2~3倍になっているという。
■14■JR北海道の9月中間、連結最終赤字24億円(11/1日経)
JR北海道が31日発表した2005年9月中間期の連結決算は、最終損益が24億円の赤字(前年同期は29億円の黒字)になった。減損会計の導入で、旭川ターミナルビルの評価損など計56億円の特別損失を計上したのが響いた。赤字は中間決算の公表を始めた2000年9月中間期以来初めて。
■15■スカイマークエアラインズ、格安の1万6000円(11/2毎日)
来春から新千歳-羽田線に参入するスカイマークエアラインズが2日、同路線の片道運賃を既存3社より格安の1万6000円に設定すると発表した。
同路線の普通運賃はJALとANAが2万8700円、エア・ドゥが2万3400円。スカイ社は機内サービスなどを廃止するか有料化する。「ローコストの一つの選択肢を提案したい。最も安い普通運賃で多くの人に利用してほしい」と話している。エア・ドゥが早期割引で1万円の運賃を設定していることに対抗し、1便10席程度限定のバーゲン運賃5000円も検討している。
■16■旭山動物園、冬期開園(11/3毎日)
旭川市の旭山動物園が3日、冬期開園する。期間は4月9日まで。昨冬まで休園していた水、木曜日も平常通り開園し、サービスの充実を図る。5、12日には普段は見られない寝室などを訪れる「動物園の裏側探検」の催しを予定している。
開園時間はこれまでの3時間(午前11時~午後2時)を5時間(午前10時半~午後3時半)に延長する。冬期間は「チンパンジーの森」工事のため、クモザルとカピバラ館は公開しない。鳥類の「ととりの村」や総合サル舎も寒さのため、閉鎖する。
■17■野生動物とどう付き合う…渡島支庁 プロジェクト(11/4函館新聞)
渡島半島の野生動物にかかわる諸問題の改善に向け、渡島支庁は4日、「北海道らしい野生動物とのつき合い方・プロジェクトチーム(PT)」を発足させる。官民の間でとらえ方に隔たりのある野生動物について、共通認識を築く議論の場で、有識者、市町、環境保護団体、道民ら11人が参加。本年度内に提言をまとめ、道知事に報告する。
■18■リフト券、電子マネーに,ニセコの3スキー場で研究(11/5道新)
「リフト券を財布代わりに」-北海道運輸局が主催するニセコ・羊蹄リゾート交通検討委は四日までに、後志管内ニセコ地域の三スキー場が発行する共通ICカードリフト券に、電子マネー機能を盛り込む研究を始めた。共通券はニセコを訪れるスキーヤーの大半が購入しており、「飲食店やコンビニでも利用したい」との要望に応えて、実用化の方策を探る。実現すれば、急増するオーストラリア人スキーヤーにも喜ばれそうだ。
■19■下見ツアーで旭川の冬体験を 移住支援団体が募集(11/5道新)
団塊世代の旭川圏域への移住誘致を狙う「カムイミンタラの伝道師」は冬季下見ツアーを募集している。移住を判断するに当たり、冬の北海道の気候、暮らしを知ってもらう狙い。 東京-旭川往復で、来年一月十日出発から二月二十三日出発まで十四グループを設定。旭川市と近郊の町を観光タクシーで回り、本州からの移住者の体験談を聞いたり、除雪や冬道運転、スノーモービルなどを体験してもらう。
■20■沿岸バスがチョロQ販売(11/5留萌新聞)
沿岸バス株式会社(本社・羽幌町)が13年、14年に発売して人気を呼んだオリジナルミニバスモデル「チョロQ」が今年も「増毛チョロQ」版として7日から同社の本社やターミナル、各営業所で販売されることになった。同社では窓口販売2,000個、往復はがきによる通信販売分4,000個を用意。窓口は留萌駅前、羽幌ターミナル、本社ターミナル遠別、幌延豊富の各営業所で販売する。価格は1個税込みで800円。問い合わせは、沿岸バス羽幌営業所=電話0164(62)1550番=。
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