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ビッググローブが「旅比較ネット」を開設、横断型検索予約サイトに市場はあるか

 tabihikaku 4travel

左が「旅比較ねっと」、右が「フォートラベル」 比較サイトを比較するのも面白い

NECビッグローブが複数の旅行サイトが提供する宿泊プランやツアーを横断的に検索できる 旅行比較サイト「旅比較ねっと」を開設した。国内宿泊予約、海外ツアー、高速バスチケットなどさまざまな旅行商品の情報を提供する。国内ツアー、海外宿泊も年内に追加する。

これまで観光情報などを中心に提供してきた旅行サイト「BIGLOBE旅行」を刷新。旅比較ねっとにサイト名を変更した。今後は旅行商品比較に特化したサイトとして展開する。

国内宿泊予約では、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社、一休、楽天トラベル、リクルートなどが運営する計15サイト・約170万件、海外ツアーでは、JTB、HIS、近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社が運営する5サイト・約15万件、高速バスでは約40社のプランを横断的に比較できる。

これまで横断型に比較検索できるサイトとしては、価格ドットコムが提供する口コミ型旅行ポータルサイト「フォートラベル」が知られていた。内容的にはほぼ同様であるが、新サイトではこれまでの収益源が広告収入であったのに対し、予約発生による手数料ビジネスに転換している。各旅行会社予約サイトからの誘導型で、アフェリエィト型のビジネスであるが、どこまで浸透するであろうか。

正直、新鮮味がなく、”おこぼれビジネス”で終わってしまう危惧がある。昔なら会員向けサービスでよかったが、今はそんなことをやっても意味がない。

iPhone+iPad、Andoroid用のダウンロードサービスも開始しているが、現状では「フォートラベル」の方が使いやすかった。もともと横断型検索サイトはボリュームも多いので見づらく、宿泊予約などどこもそれほど料金など差異はないので、旅の比較ビジネスについては疑問もある。ツアーなどは微妙に内容が違うので、単純比較が出来ない世界だ。

また、高速バス予約で取り扱う便はすべて、「ツアーバス」である。

旅行情報は、かつて富士通のニフティ・フォーラムに代表されるメーカー&プロバイダー系サイトが充実していた時代があったが、今ではすっかり影が薄くなっている。Yahooトラベルも苦戦が続いており、プロバイダー系の本気度も試される。

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