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ニセコひらふ地区の豪州バブルが周辺にも及ぶか

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静かなニセコ昆布地区
日経新聞北海道版によると旅行会社HISの子会社であるウォーターマークホテル・ジャパンが、函館とニセコ町で二つのホテルの運営を開始したと発表した。
運営を受託したのは、函館市の「アランチャールズゴルフアンドリゾート」と、ニセコ町ニセコの「グランステージニセコ」の二ヶ所である。
同社は、オーストラリアでホテル運営などを営んでおり、いわば逆上陸のようである。海外で培ったノウハウを国内で活かすわけだが、ニセコで運営する「グランステージニセコ」は、大型のコンドミニアム型のホテルであり、思わずひらふ地区の豪州バブルと関連づけてしまう。
但し、場所が昆布温泉にあり、ひらふ地区とはかなり離れている。先日のブログでもニセコ地区の土地上昇が昆布地区など他には飛び火していないと述べたが、豪州客を意識しているとなると状況はいっきに変わってくる。
グランドステージは、アンヌプリとモイワスキー場の中間あたりにあるが、モイワスキー場の経営にもウォーターマークが乗り出すことになった。モイワはニセコの御三家スキー場に挟まれ地味な存在だが、そこそこの規模があり、客も少ないのでボーダーに人気がある。昔はニセコモイワ太平洋クラブの名称で、その後、ポンテなど何度も改名をしているので経営が一定していないのであろう。
また、函館のゴルフ場は、空港に近いが難コースとゴルフダイジェストにあった。
HISはスカイマークの親会社(大株主)である。なので苦戦する東京-札幌線の需要を上げるため、ニセコや函館の施設を使ったパックツアーなど客足が落ちる冬季に向けてツアー向けの商品を作ってくるであろう。推測だが、ターゲットは豪州を意識しながらも国内客かもしれない。当れば一石二鳥である。
個人的には昆布温泉は静かで、お湯がよく大好きなところだ。あまり荒らしてほしくないというのが率直な感想である。同地区にはバブルの時に建てたれ、廃墟になったような建物がいくつかある。このグランドステージも普段、客がいるのを見たことがない。
温泉も掘削するらしいがどういう展開になるであろうか。
ところでこの「グランドステージ」という名称、姉歯ヒューザー物件のマンションと同じである(同名だが関係はない)。当然、変えるであろう。

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