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江差線の存続問題 貨物向け三セク会社設立と木古内-江差間は存続の可能性

JR北海道の小池明夫社長は8日、北海道新聞の単独インタビューに答え、2015年度の北海道新幹線新青森―新函館(仮称)間の開業後の扱いが固まっていなかった江差線木古内―江差間(42キロ)について、「鉄道として絶対になければ困るという地元の強い要望があれば、そういうことになる」と、引き続き同社が運行する考えがあることを示した。(12/9付 道新

このところ北海道新幹線開業に絡んだ鉄路の再編の話が次々に出ている。 新幹線の函館延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の江差線木古内―五稜郭間について、道が貨物鉄道として維持するために第三セクターを設立して鉄道施設を保有し、JR貨物が利用する方式が望ましいとの考えを示している。また、函館本線の新函館―函館間についても、道が三セク案を提示した。

まず、木古内-五稜郭間に関しては、貨物輸送の大動脈なので鉄路は維持されることになったが、旅客の方はバス振替えになるかどうかはまだわからない。しかし、JR北の小池社長が江差線・木古内-江差間の存続について可能性を示唆しており、その場合、”貨物鉄道”を間借りする形で五稜郭までの区間も残る可能性がある。管理人は木古内-江差間の存続はないと踏んでいたが、意外であった。

また、先日の拙ブログで寝台列車廃止の可能性について触れたが、三セクの貨物用線路を利用すれば運行することは可能である。しかし、青函トンネルを通らなくてはならないので、新幹線が走らない時間帯などに限定されるであろう。そのため全廃か残っても1~2本往復ではないかというのが管理人の見方である。

この新幹線延伸に絡む問題は非常に複雑である。青函トンネルをつくる際、どうして新幹線と貨物・在来線(車道も含めて)を分けて作ろうとしなかったのであろうか。そのあたりの事情は素人だが、結果的に使い勝手が悪い存在になってしまっている。

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