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「貸切バス事業者安全性評価認定制度」 道内では15社が安全な会社と認定される

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観光貸切バス業界にホテル業界と同様の「星制度」に似た制度があるのをご存知であろうか。貸切バス事業者安全性評価認定制度」といって、貸切バス事業者の安全性や安全の確保に向けた取組状況について評価認定を行い、それを公表するもので、本年度から運用が開始された。

制度の目的は、これまでバス利用者にとって、どの貸切事業者が安全性に対する取組みを適切に行っているか分かりにくい状況にあることから、利用者に対して事業者の安全性を「見える」ものにすることで、利用者がより安全性の高い貸切事業者を選択する際の指標とするために設けられた。

その背景には2007年、スキー場帰りに発生した「あずみ野観光バス事故」があり、貸切バス業界の安全管理が問題となったのがきっかけとなっている。

評価認定の方法としては、

  1. 安全性に対する取組状況
  2. 事故及び行政処分の状況
  3. 運輸安全マネジメントの取組状況

の三点について、評価・認定が行われ、パスをした事業者には日本バス協会から 「SAFETY BUS」のステッカーが贈られ、車両に貼付けることができる。シンボルマークの★の数は初年度は1つで、2年毎に審査認定を行い、最高で★★★になるという仕組みだ。

平成23年度は全国で224の事業者、道内では15の事業者が認定を受けている。

利用者が直接、貸切バス事業者を選択するケースは少ないであろうが、ツアー旅行などの際はひとつの目安になるであろう。特に旅行会社には参考にしていただきたい。認定を受けた事業者を見ていると、やはり大手が目立ち、道内では北海道中央バスグループの4社が認定を受けている。

認定申請には書類の準備や決して安くはない費用もかかるので中小事業者にはハードルが高く、制度そのものはまだ改善の余地がある。

今回の認定は安全面が中心であったが、サービス面(ガイドさんの質や車両設備など)も評価に加われば、さらに貸切バス事業者の中味が見えてくるのではないかと思う。

■道内「貸切バス事業者安全性評価認定事業者」

札幌第一観光バス株式会社 http://www.dai.chuo-bus.co.jp
空知中央バス株式会社 http://www.sorachi.chuo-bus.co.jp
ニセコバス株式会社 http://www.niseko-bus.cbbs.co.jp
北海道中央バス株式会社 http://www.chuo-bus.co.jp
くしろバス株式会社 http://www.kushirobus.jp
時計台バス株式会社 http://www.sapporo-cci.or.jp/home/tokeidai
有限会社誠和運輸(こすもす観光バス) http://www.seiwa-unyu.com
札幌観光バス株式会社 http://www.sakkan.com
株式会社エルム観光バス http://www.elmkanko.com
ジェイ・アール北海道バス株式会社 http://www.jrhokkaidobus.com
千歳相互観光バス株式会社
株式会社じょうてつ http://www.jotetsu.co.jp
函館タクシー株式会社 http://www.hakotaxi.co.jp
エイチ・ビー観光株式会社 http://www.hbkankou.jp
函館バス株式会社 http://www.hotweb.or.jp/hakobus/

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