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「クラブメッド・サホロ」が家族旅行に最適なアジアのホテルで第1位に

Culb-Med GO-show

旧狩勝コンチネンタルホテルであった施設とGOによる夜のショー

世界最大の旅行クチコミサイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザー株式会社(本社:東京都渋谷区)は、家族旅行に最適なホテルを世界中の旅行者からのクチコミをもとに選んだ「トラベラーズ チョイスファミリー 2012」を発表した。世界ランキングのほかに、アジア、ヨーロッパなどのリージョン別にランキングを集計し、アジアの1位には北海道の「クラブメッド・サホロ」が選ばれる結果となった。(4/6付 トラベルナビ

このランキングはアジア地区で家族旅行にいちばんのホテルを挙げるもので、日本からはサホロのみが選出されている。他のホテルの多くがビーチリゾートであり、違和感があるが、「TripAdvisor」のこの手のランキングはどういう手法で行われているのかわからない点も多い。外資系的な視点から見ていることは間違いないが。

「TripAdvisor」では、以前も国内口コミホテルランキングで湯の川プリンスホテルが1位(その時のブログはこちら)、その前はラビスタベイが上位、アジアの注目観光地で函館が9位に入る(その時のブログはこちら)など北海道の評価が高いが、今回はサホロのクラブメッドである。

この施設について少し語ろう。

クラブメッド・サホロ」(地中海クラブ)は国内初の施設として1987年に開業している。当初はセゾン系の西洋環境開発によって運営され、それまでの狩勝高原スキー場からサホロに改称。既設の狩勝コンチネンタルホテルが今もクラブメッドの施設として利用されている。現在の「ホテルサホロ」はクラブメッドが出来た際に新たにつくられたものだ。

管理人は1993年に訪れており、6月上旬というオフ期であったこともあり、安く泊まれたと記憶している。東京発のパックコースは料金は高めだが、札幌発で申し込むとえらく安かった。JR北海道のリゾートパックを利用したが、確か1泊1万4千円程度、これで3食付きワインも飲み放題(ビールやカクテルなどは別料金と記憶している)である。ツインクルの窓口で、道内客のプロモーションのために安く出していると教えられたが地元の集客にはあまり繫がらなかったかもしれない。

通常、クラブメッドは「オールインクルーシブ」というシステムを取っており、ツアー代金に、航空券、宿泊、食事、飲み物、現地での各種アクティビティの代金が含まれている。リフト代やレッスン料など無料、オフ期なら各種スポーツ&体験メニューなどゴルフや乗馬など高額なものを除けば無料なので滞在中は原則財布がなくても過せる。

スタッフはGO(Gente Organizer)と呼ばれ、ホテル業務のほか、スポーツレッスンや夜のショーのタレントになったりとホスピタリティをいかんなく発揮する。管理人が滞在した際のGOトップはスペイン人であったが、入村した時の最初の挨拶は英語だったので面食らう人もいるであろう(昨年札幌で泊まった外資系ホテルではいきなり「ボンジュール」と挨拶され引いたが)。語学力が多少あった方が楽しいかもしれない。

このシステム、フランスの受け売りなので馴染める人とそうでない人がいるであろう。しかし、手近で国際体験ができ、コストパフォーマンスもいいのでもっと利用していただきたい施設である。 道内在住で行かれた方は本当に少ないと思う。スキーをする以外にわざわざかもしれないが異次元の楽しみ方が出来るのでは。

現在、サホロは加森観光が運営している。クラブメッドも通年型から冬期のみの営業に縮小されているのは残念である。石垣島の施設と違い季節変動が極端であろうが、せめて夏季ぐらいはやっていただきたい。外国人集客を考えれば、通年営業でも需要は期待できると思うが。

加森では”本拠地”であるルスツにクラブメッドを誘致する計画がある。サホロの建物は築30年程度は経っているので閉鎖という可能性もあり、気になるところではある。

*クラブメッドのHPを見ていると会社概要などのインフォメーションのところのにTripAdvisorが列記されていた。やはり何か関係あるのかな。

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