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体験型観光としての道内競馬観戦 ファン層拡大に繫がるのでは

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国内最高峰の競輪レース「第63回高松宮記念杯」(GⅠ)が14日、4日間の日程で市営函館競輪場(金堀町10)で開幕した。北海道で競輪のGⅠレースが行われるのは初めてで、S級以上の上位選手108人が集結。第1レースから地元や全国各地から足を運んだファンを熱狂させた。(6/15付 函館新聞/eHAKO)

函館競輪場では今日17日まで道内初のG1「第63回高松宮記念杯」が行われている。また、恒例の函館競馬も7月15日まで開催されており、道外からも多くのファンが駆けつけている。競馬開催時の週末はけっこうホテルが取りにくい。

管理人は今は投票券は買わないが、ギャンブル全般見るのが好きで、中央競馬以外でも地方競馬、競輪や競艇などテレビ中継があると見入ってしまう。競馬、競輪、競艇、オートレースどれも奥が深すぎて、見れば見るほど予想が出来なくなるが。

最近、興味があるのはオートレースだが現在6会場での開催のみ。子供の頃、廃止になった大井オート(大井競馬場の近く)で見た迫力が忘れられない。元SMAP森且行で脚光を浴びたが、ベテラン有利な同競技の中で頑張っている。また、オートレースは北海道人の気質に向いている気がするのでレース場があればけっこう集客できるのでは。

 

ところで、中央競馬を除くと公営競技全般の客離れが止まらない。廃止も相次いでおり、「ほっかいどう競馬」(道営競馬)では、岩見沢、旭川、ばんえい北見が廃止された。その代わりに門別競馬がオープンをしたが、全体的には大幅に縮小されている。

一時期、全廃の噂があったばんえい競馬は帯広のみの開催となり、帯広市が運営を行っている。メディアへの登場も多く、最近ではパックツアーに組み込まれるなど新たな需要拡大を図っており、客足も回復傾向にある。ばんえい競馬は、開拓時代の名残を残すものとして北海道遺産にも指定されており、観光的な価値も高いと思われる。

以前は道内の競馬場巡りをしながら北海道観光をする「ギャンブル観光」とでもいうようなものが存在した。中には東北の競馬場巡りを皮切りに北上再び南下する人たちもいたらしいが、今ではギャンブル離れもあり、すっかり噂を聞かなくなった。その日の収支によって宿や食事のランク、日程を変えながら旅するのはまさにギャンブルで楽しそうだが、吉田拓郎の「落陽」に登場するスッテンテンの爺さんとはこんな人のことか。

管理人は道外客の北海道での競馬観戦は「観光」であると思っている。実際、夏季の函館や札幌競馬で落ちる金は大きい。競馬に全くの初心者や興味がなくても、ツアーに組み込まれていたり、着地型ツアーなどがあればお手軽な観光気分で出かけるのではないか。そういう意味では帯広のばんえいは貢献していると思う。

門別競馬は馬産地日高での開催なので観光集客要素があるのだが、アクセスが悪すぎる。JRの日高本線富川駅が最寄だが、ここを降りて行く人はいないであろう。札幌駅からの無料送迎バスもあるようだが、管理人でさえもあまり乗りたいとは思わない。牧場巡りのツアーなどに組み込めないものであろうか。PR不足である。

観光客を競馬場に寄せても消費する金額は知れており、焼け石程度かもしれない。しかし、馬の本場の北海道でレースを見たということが口コミで伝わればそれで意味はある。道内では道東を中心に今でも草レースが開催されているが、ばんえいに限らず、競馬は北海道の文化であると思う。

ばんえい以外にも北海道固有のものではないが、絶滅寸前のアラブ馬のレース、一般受けする障害レースを多く開催するなど「ほっかいどう競馬」独自性を出してはいかがであろうか(競馬素人の意見だが)。観光客の競馬観戦はファン層拡大に繫がり、これは立派な体験型観光である。

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