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「北斗函館」駅では両市にとってマイナスでは? 北海道新幹線新駅名考

hakodate 

北海道北斗市議会は15日、2015年度に開業する北海道新幹線の同市内の駅名について、「北斗函館」とするようにJR北海道へ要望する決議案を、賛成多数で可決した。JR北海道は開業1年前までに地元自治体の意見を参考にして駅名を決める考えだ。(6/15付 読売新聞北海道版

新函館駅は北斗市にあり、市の立場からすれば、「北斗函館」と名付けたいところだが、こんな駅名にしたら台無しである。どこかの高等学校か特急列車の名前のようであり、そもそも北斗市自体が平成の大合併によって誕生した新しい名称なので全国的な知名度がない。北斗市には申し訳ないが、「函館」一本で行くべきであろう。

管理人は「新函館」という名称もあまり気に入っていない。なぜかと言うと、「新」と付く新幹線駅は中心から大きく離れている場合が殆どであるからである。「新青森」や古いところでは「新横浜」や「新神戸」が有名。実際に下車をした駅でいうと新花巻や新岩国、新下関などはかなり離れており、不便であった。「新」が付く駅名は山陽新幹線に多いが、新山口などは知名度があった旧名の小郡の方がよかったと思う。

「新函館」の名称だが、管理人は集客を考えると知名度がある観光地の大沼(七飯町)が近いので「函館大沼」という案があるが、それでは北斗市が納得しないであろう。いっそのこと「新函館」を思い切って「函館」とし、現在の「函館」を「本函館」とか「大函館」などに改名しても面白いかもしれないが、地元の猛烈な反対に遭いそうである。

そう考えると結局「新函館」か。しかし策がなさ過ぎる気がする。

1983年に廃止になった国鉄白糠線は白糠と北進(ほくしん)駅を結んでいたが、殆ど人が住んでいなかった北進駅名の由来は、ここから先、北へ線路が進み発展させる意味から付けたと言う。北海道新幹線も早期の札幌延伸を願って「函館北進」などどうであろう?これではまた高等学校か。振り出しに戻ってしまった。

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