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無料朝食ホテル対策だけではなく、地産地消・地場ホテル再生へつながる「帯広で朝ごはん」

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帯広駅周辺の7つのホテルは31日から、参加ホテルの朝食食べ比べ付き宿泊プラン「帯広で朝ごはん」を販売する。長期滞在や常連客などに、各ホテルの朝食を楽しんでもらおうと初めて企画した。(1/29付 十勝毎日新聞

他ホテルで朝食食べ比べができるイベントは2011年の11月から12月にかけて札幌市内のシティホテルで実施されている。ちょうど管理人もその時、札幌に滞在していたので試してみようかと思ったが、朝から外出する気になれず宿泊ホテルで済ましてしまった記憶がある(その時の紹介ブログはこちら)。

その時、感じたことは、シティホテルを移動をして朝食を取るのは意外に敷居が高いということだ。多くが玄関にベルボーイがいるようなホテルで朝、わざわざ出かけるのは勇気もいる。また、ホテルが市内各所に散らばっているため、寒い朝に出かけるのも億劫である。そういう意味で「帯広で朝ごはん」に参加しているのは多くがビジネスホテルなので敷居は高くなく、駅前なので気軽に"遠征”ができる。

帯広の場合、駅前周辺にビジネスホテルが集まっている。旅館に源を発する老舗の地場ホテル、チェーンホテル、宿泊特化型ホテルとタイプは様々だが、利用者の多くがビジネス客のため、廉価ながらも質は高いところが多い。当然、朝食の質も高いホテルが多いが、最近は朝食が無料の宿泊特化型ホテルも増えている。管理人は無料朝食のコストが宿泊料金に含まれていると思うのでそういったホテルには泊まらないが、支持を受けていることは確かである。

十勝は言わずと知れた食の宝庫。朝食の美味しいホテルが多いという印象だが、地元食材のプロモートという意味でもこのイベントの価値はあるであろう。また、朝食無料の全国チェーンホテルへの対抗策にもなる。地場ホテルはなかなか特色を打ち出せず、後手後手にまわってしまいがちだが、ビジネス滞在の場合、朝食の比重は高いので大きな武器になるであろう。いかにも十勝・帯広らしい企画である。応援したい。

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