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銀座コリドー街に勝毎や北海道ホテルが運営するレストラン「十勝屋」がオープン

東京・銀座に十勝毎日新聞社と北海道ホテルが主体となった北海道・十勝産食材を提供する「お取り寄せダイニング 十勝屋」が最近オープンした。
2社が共同出資した子会社のグリーンストーリーが運営、コリドー街の一等地に開業した。ここのウリは、店名にもある通り、十勝食材を取り寄せることができることである。取り寄せ可能な食材は、メニューに書いてあり、38種類にのぼる。また、店内のインテリアもカラマツ材やオークなど十勝産を使用している。
さすが十勝、なかななやるなあというのが正直な感想である。
9月北海道ホテルに泊まったが、あらためてその独創性とクオリティの高さをかんじた。このエリアの感度の高さと抜け目無さにはいつもながら驚いてしまう。地方のメディアが直接的にホテルや外食まで手がけている例は少ないのではないか。北海道移住も1990年頃、勝毎が最初に仕掛けている。
コリドー街は人気店舗が多く集まるところだ。十勝屋オープンに際しては、大手商社や有名外食コンサルなどが付いているらしい。そうでなければ銀座の一等地などには出店ができない。
一等地へ進出する外食の多くは、大手チェーンや外食のプロが運営しているので完璧すぎて面白みに欠けるのが最近の傾向である。それは味にもいえる。そのあたりが定着するか一過性に終わるかの分岐点であると思う。
このところ銀座界隈は、アンテナショップも兼ねた郷土レストランが増えている。
北海道の場合、フィールドが広すぎるため、地域や食材を特化してアンテナ店や外食を展開するべきという持論があり、だいぶ前から何ヶ所に同様な提案をしていたことがある。
実際、運営する場合、その形態が難しく、挫折することが多いのだが、十勝のように地域と産業、メディアの連携が密なところは展開が容易である。

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