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札幌に「スープカレー横丁」が登場、北海道カレー考

スープカレー発祥の地札幌に、この春、国内初の「スープカレー横丁」がオープンすることになった。24日から出店者の募集を始める。札幌市中央区のビルに6店舗分のスペースを確保する。関係者は「スープカレーの情報発信の場にしたい」と意気込み、ラーメン横丁などと並ぶ新たな名所誕生を目指す。 (1/24付道新記事 *道新記事は2週間で削除されます)
「スープカレー横丁」ができるのは南2東2のビルの地下1階。横丁を企画したのは、不動産などのオークシステムという会社である。
北海道発のスープカレーはジンギスカンと共にすっかり全国区となった。ラーメン横丁やラーメン村があるのだからスープカレーがあってもおかしくないが果たして事業として成功するであろうか。
課題としては①やや都心から離れているのでアクセスの問題がある②ラーメンは小腹が空いた時や飲んだ後など気軽に食べられるがスープカレーは主食になってしまう③ターゲットが地元か観光客なのかそれによって変わる④スープカレーは店によって味のバラつきがある⑤道外ではブームが終焉して昔のモツ鍋化している・・・・・・このあたりがクリアすべき点であろう。
そこでというわけではないが、北海道とカレーの関係について考えてみた。
管理人が北海道に通い始めた頃(1990年頃)、札幌には多くのインド料理屋があった。チェーン店の「タージ・マハール」が目立ったが、インド料理の他にも喫茶店などで美味しいカレーを出す店が多く、最初は何で寒い所にカレーが多いのか不思議であった。インド料理屋は減っていったが、そこで働いていた人たちが各地へ散って行き、タネをまいた。
定山渓の奥にある豊平峡温泉に行った時、温泉施設内にインド料理屋があり、現地の人が調理をしているのを見て驚いたことがある。温泉とカレーの組み合わせは、昔、ピンク色のターバンを巻いて北島三郎ばりの演歌を歌っていたインド人歌手・チャダを見たときの衝撃に近い(以前たけしがよくギャグに使っていた)。
ラーメンは温まるから理解できる。しかし、カレーは暑い時の食べ物と思っていたが、それは先入観があった。カレーは暖まる食べ物なのだ。最近ではカレー鍋が家庭でもポピュラーになってきたし、漢方の薬膳としても紹介されている。寒い北海道でカレーを食べる。これはごく自然なことなのだ。
以前、苫小牧で名物のカレーラーメンを食べた。最初は不気味だったが、なかなかいける。理にかなった組み合わせである。
スープカレー、いろいろな複合的な要素が絡み合い、完成した北海道らしい”郷土料理”だと思う。

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