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老朽化激しい「ひらたない荘」を解体新築(八雲町・熊石)

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温泉ホテル八雲遊楽亭(八雲町浜松152、黒島竹満社長)は、八雲町から移譲を受ける、国民宿舎ひらたない荘を解体し、跡地に温泉宿泊施設を新築する。町が実施した公募プロポーザルで、同社を事業者に特定。11月中にも現施設を無償譲渡する。(10/2付 北海道建設新聞

八雲町(旧・熊石町)にある町営国民宿舎「ひらない荘」が遂に解体・新築されることになった。キャンプ地で有名な「熊石自然休養村」内にあり、町営温浴施設「あわびの湯」を併設する。現施設は1972年建設で、相当にガタが来ている。また客室も狭く(4畳半の部屋もある)、勿論、室内には洗面施設やトイレはなく、ホーロー流し台に肩を寄せ合って歯を磨く。
実は管理人、熊石町の仕事に携わっていた時、ひらたない荘の民営化プロジェクトに顔を突っ込んでいた。おもに施設面・サービス部分での事業計画を行っていたが、運営委託寸前の段階で諸般の事情があり、話が頓挫した。
当時、帳簿を見せてもらったが、人件費や食材・備品納入等の異常な高さに驚いたことがある。客室稼働率も相当低い。あまりくわしいことは書けないが、コスト意識に欠如する公営の宿の実態を見てしまった。
その後、八雲町と合併となり、暫くなりを潜めていたが、八雲遊楽亭が指定管理者になることになった。遊楽亭は八雲でいちばん規模の大きい温泉ホテルであり、地元の有力土木事業者が運営、以前からひらたない荘に興味を示していた。
八雲町は知る人ぞ知る湯どころだ。八雲側には銀婚湯温泉、上の湯温泉、桜野温泉、鉛川温泉、浜松温泉、熊石側にはひらたない温泉、見市温泉、熊の湯と秘湯ムードがあることろが多く、泉質もいい。
ひらたない荘に関して言うと、秘湯ムードはなく、温泉は町営の「あわびの湯」を借用、食事やサービスについてはここでは触れまい。
是非、生まれ変わって、満足できる「ひらたない荘」になることを期待する。
【参考】ひらたない荘の公募プロポーサルに関する公式HP

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