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「グリュック王国」買い手つかず

釧路地裁帯広支部が十二日までに、経営難で二〇〇三年春から休園している帯広市のテーマパーク「グリュック王国」の競売手続きを取り消したことが分かった。 競売対象になっていたのは約十一ヘクタールの土地と、ホテルなど十五棟。建物は同パークを経営する、ぜんりんレジャーランド(帯広、西惇夫社長)、土地は同社の関連会社が所有している。(5/13付 道新)

中世ドイツの街並みを再現したグリュック王国は1989年の開業。道内では本格的なテーマパークと云ってもよく、最盛期には年間72万人の来場があったが、その後激減し、2002年以来休園が続いていた。競売は07年2月から08年12月までに三回行われ、当初の売却基準価額約1億3900万円を最終的に約3400万円まで引き下げたが、買い手が付かなかった。
休園から7年が経過したが、施設は既に使い物にならないであろう。同時期に開業した芦別市の「カナディアンワールド 赤毛のアン」は早々に閉園し、今では負の遺産となっている。
北海道にテーマパークは育たないのか?管理人は既存型のテーマパークは役目を終わったと見ている。北海道に限らず、TDLやUSJのような巨人以外は総崩れである。「志摩スペイン村」、「レオマワールド」、「スペースワールド」、あの「ハウステンポス」でさえも然りである。さらに小さな海外を模倣した○○村のようなものの多くが閉園している。以前、岩手の平泉で「東北ニュージーランド村」を見た時は驚いた。「東北サファリパーク」(二本松市)以上のインパクトであった。
「グリュック王国」はテーマパークの中ではかなりマシな部類であると思う。一年のうち半分が利用できない北海道・十勝で13年間よく頑張ったものだと評価したい。買い手がつかないグリュックだが、花畑牧場あたりが手を上げたら面白いのではないか。
  

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