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いとう温泉が格安プランを打ち出す 高級&滞在型両者に対応できる観光地像を支笏湖に求める

十五日にオープンした「しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌(うた)」など高級ホテルの進出が続く支笏湖畔で、いとう温泉(千歳市幌美内)が六月の平日限定で、一泊二食付き四千三百五十円の格安プランを打ち出した。湖畔の旬の山菜を利用して食材費を抑え、付近にある同様の宿泊施設の中では最も安い料金設定にした。 (5/28付 道新)

先日のブログで支笏湖に鶴雅がオープンし、高級旅館が相次いで誕生しているニュースをお伝えしたが今日は対極的な話題である。
格安な料金を打ち出した「いとう温泉」は支笏湖温泉の対岸に位置する一軒宿で、あの丸駒温泉の近くにある。客室数を増やし、メジャー化した丸駒温泉に対し、いとう温泉は至って素朴な印象がある。
いとう温泉は、湖面に接する源泉掛け流しの露天岩風呂が有名。支笏湖ファンの管理人も二度ほど訪れたことがある。決して、垢抜けた宿ではないが、手ごろで、商売気をあまりかんじさせない宿だ。ここへ来ると札幌市内や千歳空港から1時間以内でこんな大自然の温泉を満喫できる札幌市民が羨ましくなる。
今回のプラン、食材は湖畔でウドやコゴミ、タラノメなど九種を調達し、鍋や天ぷらで提供するヘルシー料理だ。品数が多い旅館の料理が続いた後にはちょうどいい内容では。
支笏湖のすべてが高級旅館では困る。いとう温泉は首都圏などからの長期滞在客も多いらしいが、滞在客を受け入れる宿も必要だ(支笏湖国民休暇村も滞在客が多いと聞く)。高級&滞在型両者のバランスが取れてこそ一級の観光地と云える訳で、道内にはこれまでそういった場所がなかった。支笏湖にはそれに対応できるポテンシャルがあると考え、何度か紹介させていただいている。

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