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十勝川温泉で農業体験ツアーを実施、温泉ホテル&農業の組合わせに意外性

十勝管内音更町の十勝川温泉で自然体験ツアーを手掛ける十勝ネイチャーセンター(同町、山本博社長)は6月下旬から、旅館やホテルの宿泊客が近隣の農家で農産物の収穫を体験できるツアーの販売を始める。観光振興で、全国有数の畑作地帯にある温泉街と農家が連携するユニークな試みといえそうだ。(6/1付 日経新聞北海道版)

このツアーの名称は「手ぶら農業体験」。どこかで聞いたことがあるようなネーミングだが、十勝川温泉の宿泊客を対象に、農家の指導を受けながらトマトやジャガイモ、キュウリ、トウモロコシ、ナスなどを収穫するもので、9月下旬まで実施される。
1日に付き8人前後の受け入れを想定し、7月下旬から8月上旬の小麦の収穫時期にはコンバインの試乗なども別料金で体験できる。
十勝地方は体験型観光ではさきがけ的な地域だ。熱気球や牧場体験などは80年代から行なっていたが、体験型観光は全道(全国)に広がり、今やメニューの差別化が難しくなってきている。今回の農業体験は、十勝川温泉に居を構える十勝ネーチャーセンターが実施するが、温泉宿泊者限定というところがユニーク。温泉と農業は接点がないようだが、宿泊施設とより強固な連携が取れれば裾野が広がり、着地型ツアーとしての可能性も見えてくる。
十勝川温泉は年間50万人弱が訪れるが、観光客数は減少傾向にある。農業体験が救世主になるであろうか。

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