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「岩見沢新聞」が廃刊へ、消え行くロコな郷土紙

夕刊紙「日刊岩見沢新聞」を発行している岩見沢新聞社(岩見沢、矢部一頼社長)が新聞事業から撤退、31日に廃刊することが3日分かった。部数の頭打ちや広告収入の低迷が原因とみられる。1949年創業で81年に株式会社化。2ページ建てで、ピークの2000年前後は岩見沢市内で約3500部を発行したが、その後、2500部程度まで落ち込んでいた。(8/4付 道新)

岩見沢新聞」は岩見沢を中心に南空知で発行をしている郷土紙である。今後は、滝川市を中心に「プレス空知」を発行する空知新聞社に社員などが移り、今秋以降、新たに「プレス空知岩見沢版」を創刊する予定だ。
新聞には全国紙(朝毎読)、ブロック紙(道新・中日・西日本など)、地方紙(道内では勝毎・釧路・苫小牧民報・室蘭民報・函館)などがあるが、道内にはこの他、新聞協会に非加盟の郷土紙と呼ばれるものが多数ある。実際の数はわからないが、週刊も含めれば40紙以上はあるのではないか。
管理人は道内各地を訪れると、この郷土紙を記念に買う。おもに駅のKIOSKだが、あまりにマイナーだと扱っておらず、宿泊した宿のロビーに置いてあった前日の新聞をいただくことがある。道内約20紙はコレクションをしており、アルバムに挟んであるが、「岩見沢新聞」は見たことがなかった。
地方新聞が於かれている状況は厳しい。最近では元北海タイムスの「札幌タイムズ」や「オホーツク新聞」、「網走新聞」などが休刊となっている。「岩見沢新聞」のような2ページ立ては多いが、その広告数から考えて、経営が成り立つのかいつも疑問に思っていた。
道新でさえも部数をかなり落としている昨今、セカンドペーパーを取る人も減っているであろう。郷土紙を発行している地域に行き、その新聞を見せても、そんなもの知らないという人が多いのが現実である。こういった郷土紙の方がインターネットとの相性がよさそうに思われるが。
【参考】「北海タイムスが前身の「札幌タイムス」が休刊 厳しい地方紙の現状

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