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スキー修学旅行の復活へ実態調査の開始、雪とふれあうことを主眼に置いてみたら

北海道運輸局が道内でのスキー・スノーボードを核とした冬季教育旅行が、競合地域に対し優位性を持ちながらも減少傾向にある原因を調査・分析し、今後の誘致活動や受入体制整備の際の基礎資料とするため、アンケート調査を実施することになった。
少し前までは雪のない地域の学校から北海道へ出向き、スキー体験旅行するのが人気であった。しかしこの10年ほどは減少傾向にある。スキー客全体の減少と並行していると思えるが管理人なりにその理由を考えてみた。
まず、寒いなか外で遊びたくはない。部屋の中の遊びが主流となり、寒い外でのスキー旅行を嫌がる子供が多いのでは。次に、スキー未経験者にとって、初体験の印象でそれからが決まる。辛い思いをした子供たちは二度とスキーをしないであろうし、楽しみな修学旅行が地獄の思い出に成りかねない。そのあたりのバランスを考えると先生たちも気乗りしなくなる。
また、修学旅行は先生の嗜好や旅行業者との関係で決まることが多い。スキー世代の教師は40代後半となり、若い先生はあまりスキーをしない。なので企画にも上りにくく、旅行会社もプッシュしない。親たちにもそういう傾向があるであろう。その他、長期の不況で、修学旅行は原点回帰でシンプルに、また修学旅行の他にスキー体験教育旅行を実施するのは難しくなったことなどが想像できる。
管理人は中高一貫の学校に通っていたが毎年3月6年連続で、強制的にスキー教育旅行に連れて行かれた。福島県の猪苗代スキー場に4泊、毎日スクールに入りレッスンである。5日間のスキー実習はかなりのものである。実は中学1年の初回はそこで地獄を経験した。5日間やってもボーゲンがマスターできず、直滑降になり、やがて転倒。己の能力の無さを嘆いたものだ。
しかし、どうしても滑れるようになりたいという気持ちがあり、中2からワンゲルへ入部。ここでは年3回のスキー合宿があったが、上手くはないものの何とか滑れるようになり、今でも雪は大好きである。同級生にはやはり、二度とやりたくない組が数名はいたと思う。
そう考えるとスキーオンリーではなく、スノボー、スノーシュ、クロカン、雪合戦などスノースポーツの中から選択できるようなシステムにした方がよいのではないか。そうなると体育実習的な意味合いはなくなるが、修学旅行ではそれで十分なはずだ。雪と友だちとなる-これが目指すところでは。また、インストなど受け入れる側もそれ用のメニューや応対方法をマスターすべきであろう。
【北海道運輸局の調査内容】
北海道内のスキー場、宿泊施設等に受入実態を調査するとともに、北海道外の高等学校及び北
海道外に営業所がある主な旅行業者の実績、意向などを調査、分析します。
○道内のスキー場
・冬季教育旅行受入れの実態
・レンタル商品の詳細
・インストラクターの状況 等
○道内の宿泊施設
・冬季教育旅行受入れの実態
・スキー場との連携 等
○道外の高等学校
・冬季教育旅行の実施状況
・冬季教育旅行の満足度
・学習テーマとして、スキー・スノーボードの位置付け 等
○道外の旅行業者
・北海道と競合地域の取扱状況
・受入機関に対する要望 等
※調査報告書については、北海道運輸局HP に4月初旬掲載する予定です。
【参考】北海道運輸局のプレスリリース「スキー・スノーボードを核とした冬季教育旅行の実態を調査

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