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函館の新名所になるかもしれないミュージアムが登場 『北海道鉄道博物館』

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今年の4月JR函館駅前WAKOデパート内に『北海道鉄道博物館』がオープンした。管理人はこの情報を知らず、たまたま駅前で頭上を見上げると看板があり、どんなものかもさっぱりわからず入ってみた。同じく最近十字街にできた「坂本龍馬記念館」レベルのものかと思ったが、究極のホンモノ志向とでも云っていいような、趣向を凝らした鉄道ワールドがあった。
博物館があるWAKOデパートは駅前、棒二森屋の前に位置している老舗だ(銀座和光とはまったく関係ない)。ところが1階からシャッター店舗だらけで、エスカレーターで2階に上がると大半の店は閉まっており、【博物館へ行く方はエレベーターに乗り換えて下さい】という表示がある。3階以上はカラのようで専門店の機能を既に果たしていないのだ。
博物館は6階にあるが、エレベーターを降りるなり、とんでもない世界が広がってくる。フロアは4つのコーナーからなっているが、鉄道グッズや書籍などを集めた「カラマツMEGAトレイン函館店」、昭和30年代の産炭地の商店街をイメージしたレトロタウン「駅前商店街」、道内鉄道を中心に函館市電などの珍品も集めた「北海道鉄道博物館」、坑内をイメージした怪しげな空間を旅する「炭鉱トロッコ列車」の4構成から成っている。
このうち鉄道博物館と炭鉱トロッコ列車が有料になっている。博物館入場券とトロッコ券はそれぞれ500円、共通券で買うと900円になる。チケットは懐かしい硬券きっぷだ。博物館の展示物は相当レアなものばかりだが、鉄道ファン(特に北海道の)でないと価値がわからないものが多い。入門の鉄子さんや子供にはヘビーかもしれない。
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おすすめが炭鉱トロッコだ。トロッコに乗って、遊園地のお化け屋敷にようなところを2周するのだが何と人が押す人車なのだ。坑内を模倣しており、大変よくできている。1周目はゆっくりと、2周目は”高速運転”となる。展示してある標識(例:火気厳禁)などは多くがホンモノであり、乗車したトロッコも空知の万字炭鉱で使っていたものなのだ。このトロッコは大人でも楽しめるので是非乗車を。
この博物館を運営しているのは、北海道発の鉄道グッズショップで有名なカラマツだ。最近では三笠のトロッコ列車運転を手がける(⇒拙ブログで紹介)など販売だけではなく、多方面で活動の場を広げている。
また、グッズコーナーは面積が広く、書籍なども値段が安い。道外では入手困難なものも多いので足を運ぶ価値があると思う。
鉄道博物館はWAKO6階の全フロアを使っているのでかなり広い。また、7Fには別経営だがアニメ関係のキャラクターショップがあり、地方の衰退した百貨店もこういった使い方をすれば人が戻ってくるかもしれない。観光客だけではなく、地元若者も呼べそうなテナントが他にもあるので函館の”プチAKB”になるかも。
真面目な話、鉄道博物館は本来「摩周丸記念館」で作るべきであろうが、民間(それも鉄道ファン)がつくったからこそ、ここまで痒いところまで手が届き、遊び心がある施設が完成したと思う。
今後、口コミなどで広がっていけば函館の人気観光スポットになり得るとかんじた。単なるマニアが集まる場所ではなく、幅広い客層が呼び込めそうだ。今後、ジオラマや食堂車も作るようなので楽しみだ。
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