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別海町・尾岱沼でも外洋クルーズ開始、盛り上がる根室地区の海洋観光

根室管内の別海町観光開発公社が運営する別海町観光船は17日、今シーズンから尾岱沼港発着で試験運航を始めた外洋クルーズを町内外へアピールする試乗会を行った。まちの観光ガイドや観光協会、マスコミ関係者ら30人余りが、コースの目玉としている北方領土の国後島を間近にし、いつもは車で走る野付半島をオホーツクの外洋から眺める景観を楽しんだ。(7/19付 釧路新聞

このところ根室エリアでの外洋クルーズの動きが活発だ。歯舞漁協や落石漁協が運営するウオッチングツアーが話題を集めており、拙ブログでも紹介させていただいた。
今回の尾岱沼からの外洋クルーズは湾内で遊覧船を運航していた別海町観光船が行うもので外海まで距離を延ばしたような格好だ。
外洋コースは三つあるが、今回体験航海をした「クナシリコース」は、野付半島の竜神崎灯台から国後のケラムイ岬の灯台まではわずか16キロで、漁業操業自粛ライン付近まで船が近づくと、国後の灯台や風力発電の風車や町並みも見えるという。
また、日本一の*砂嘴(さし)、野付半島を行きは野付湾の内海側から、帰りはオホーツクの外洋側から眺める楽しみもあり、砂嘴の最先端部、半島に点在する番屋や観光拠点のネイチャーセンターを海から眺めることができ、野付半島沖の野付水道ではミンククジラやネズミイルカの姿も見られるという。
管理人はだいぶ前(1992年)だが、根室港から尾岱沼までクルーズをしたことがある。風連湖から根室海峡・オホーツク海を北上するコースで、定期航路で開業をしたが、僅か1年程度で廃止になっている。利用者が少なかったからだが、今回のクルーズ同様、国後島の町並みまで双眼鏡で見えて記憶がある。
トドワラなど野付半島は海側から見た方が全体像が掴める。尾岱沼の観光船は古くからあるが、発展型の魅力的なコースであると思う。ちなみに料金はクナシリコースで、2時間半で5千円。完全予約制だ。
*砂嘴(さし)とは沿岸流により運ばれた砂礫(されき)が陸地から海中にのびる形で堆積し水面に現れたもの。多少湾内に湾曲した形の鉤(こう)状砂嘴や,発達の途中で成長方向が変わって枝分れした分岐砂嘴(北海道の野付崎)などがあり,成長先端がはっきりしている点で砂州と区別される。
 

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