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「青函温泉フォーラム」開催、両者の恵まれた温泉資源を協業事業にもっと利用すべきである

温泉をキーワードに青函交流を深めよう—。青森県内の愛好家による「青函温泉観光フォーラムin函館」が、31日午後1時から函館市大森町2のサン・リフレ函館で初めて開かれる。両地域の温泉にまつわる基礎知識を問う「温泉検定」やセミナーを行う予定で、約1カ月後に迫った東北新幹線新青森開業を前に、ユニークな視点で青函交流のあり方を問う。主催者は多くの参加を呼び掛けている。(10/30付 函館新聞

温泉街の活性化に取り組む愛好家団体「温泉地活性化研究会」(事務局・青森市、谷口清和代表)が主催。 12月4日に東北新幹線が全線開業し、2015年度には北海道新幹線新函館駅(仮称)の開業を控えることから、両地域の温泉や観光資源について、地域住民に再確認してもらおうと開く。

観光面での青函交流は長年テーマになっていながら、大掛かりなプロジェクトを組むといったレベルには達していなかった(青函トンネル開通の1988年に「青函博」があったが函館で開催)。その背景にはアクセスの問題もあるが、青森側に較べて函館側がいまひとつ本気ではなかったこともあるのではないか。

函館は古くからの観光地であり、北海道の玄関口であった。青森に依存をしなくてもお客さんは来てくれる。しかし、以前の青森は十和田湖と浅虫温泉ぐらいしか観光地がなく、素通りも多かった。その後、トンネルが繫がったものの関門エリアのような本格的な協業体制はつくれないでいた。失礼な言い方かもしれないが、伝統的に函館側が青森側を見くびっていたようなところもあるのではないか。

今回、温泉がテーマだそうだがこれはいいアイデアである。函館・道南エリアは北海道の中でも良質な温泉がもっとも集まる地域だと管理人は思っている。また、青森も温泉資源に恵まれている。酸ヶ湯や蔦・青荷温泉のような秘湯系温泉、浅虫・古牧・大鰐のような施設が整った温泉、下風呂や黄金崎不老不死のような旅情感溢れる海岸部の温泉、津軽平野や三八地方の町中に多数湧出する銭湯型の温泉等バラエティに富んでいるのが特徴だ。

青函エリアは温泉ファンを唸らせるだけの資源を持っているが、一部を除いて知られていない所が多い。東北新幹線の青森延伸をきっかけに、地味であるが「温泉交流」から入るというのも本格的な観光交流へ向けた活性策のひとつであろう。タイプの異なる良質な温泉を多数持つ両者が手を組めば、非常に面白い企画が出来るかもしれない。

管理人にとっても函館周辺・青森県内には紹介したい温泉がいくつもある。

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