まさに隠れ屋 「ホテルニューオータニイン札幌」のバー「オークルーム」

まさに隠れ屋 「ホテルニューオータニイン札幌」のバー「オークルーム」

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札幌へ行くとホテルバー巡りが楽しみである。おもに食事前に軽く立ち寄るのであるが、宿泊してるホテル以外でもけっこう訪ねる。オークラなどはその典型だが、今回は「ホテルニューオータニイン札幌」の「オークルーム」に行ってみた。

宿泊していたのはANAホテルだが、ここのバーは最上階のラウンジでどちらかというと同伴向き。歩いてすぐの所にあるオータニのバーは20年ほど前に宿泊した際、立ち寄った記憶があり、隣のレストラン「フォーシーズン」と共に隠れ屋的な存在だ。

6時過ぎに入店したので客は誰もいない。グランドピアノと繫がったカウンターに腰を下ろす。最初は生ビール、その後、マティーニを注文する。バーテンダー氏がジンの銘柄を4つ挙げ、お好みを言うので、管理人はタンカレーにしたが知らないと恥をかく。少し強めであったので、その後、ギムレットのハイボール(ソーダ割り)をオーダー。食前はジンやシェリー、ベルモットなどドライなものを好むがけっこう回ってしまう。

チーフバーテンダーの佐藤氏と話をしたが、最近、大阪の「リッツ・カールトン」のバーから来たという。あの「リッツに学ぶおもてなし」のホテルだが、バーの料金は倍以上は違うであろう。佐藤氏、函館出身でそれ以前は、「ラビスタベイ函館」でバーテンダーをしていたという。ラビスタにバーがあることは何度か泊まっても意外に気が付かなかった。

ところで「ニューオータニイン札幌」は今年で開業30周年だが、その中で創業以来、唯一変わっていないのが「オークルーム」らしい。非常にオーソドックスであり、正統派のホテルのバーである。古めかしいという人もいるかもしれないが、管理人はこういうスタイルが好きだ。

料金も3杯飲んでつまみが付いて3千円でお釣りがきたので、やはり札幌のホテルバーは良心的だ。夜は9時から生演奏も入る。

オータニは食事で行くことはあるが、宿泊は足が遠のいていた。理由としては、以前、客室のネット対応や洗浄機付きトイレ設置などが遅れたこともあり、ビジネス並みの狭くて、古い客室だったので離れてしまった。現在は「inn」に名称を変えているが、全体の内容的にはやはりinnが妥当であろう。

しかし、ここのバーは素敵だ。今度は宿泊してナイトキャップを楽しんでみたいと思う。

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