女子ジャンプ”フライングガールズ”に脚光を

女子ジャンプ”フライングガールズ”に脚光を

flying%20girls.jpg
また週末はジャンプの話を。17日のNHK杯、岡部が優勝、今の調子なら世界へ行っても入賞できるかもしれない。昨日のテレビを見ていて思ったことだが実業団チーム所属の選手が減っていることに驚いた。受入れ先は少なく、伊東大貴や伊藤謙次郎でさえも土屋ホームの縮小で、「札幌スキッド」という暫定チームでの名義で出場している。
かつてはニッカウヰスキー、たくぎん、国鉄北海道、国土計画、デサント、ミズノ、地崎工業、東洋実業、マイカルなど結構あったが、最近は撤退縮小が相次いでいおり、船木の「フィット」のような個人事務所もある。そんな中、女子ジャンプのスポンサーとして登場したのが「神戸クリニック」である。
神戸クリニックはアスリートの視力矯正手術を北海道にも広めたい意図があった。ちょうどロイズスキー部が廃部となり、新しい所属先を探していた山田いずみ、渡瀬あゆみ、監督でありあゆみの父でもある渡瀬弥太郎(名選手だった)を引き受けることになり、「フライングガールズ」というチーム名を発表したいる。医療機関がスポンサーというのは珍しいが、以前札幌には「水戸歯科スキークラブ」があり、あの高橋竜二が所属していた。
フライングガールズ、どこかで聞いたような名称だが、なかなかいいネーミングである。今年の2月には女子ジャンプが初めて世界選手権の正式種目となった。バンクーバーでは難しそうだが、世界的に見ても選手層が薄いので、強化次第では女子レスリングのようになれるかもしれない。
山田、渡瀬以外にもスーパー中学生の伊藤有希、山田と共に女子ジャンプ黎明期を引っ張ってきた葛西賀子、金井理恵子など実力は拮抗している。
しかし、知名度は今ひとつ。アイドル的な素養も持って選手もいるので、「ジャンクスポーツ」に出演するなどもっと露出をしてもらいたいものだ。”日の丸フライングガールズ”に期待。
▼(追記)1/18TVh杯テレビ観戦
ゲートを下げ難易度を上げた大会。今日は葛西が岡部を抑えて1994年以来の同大会優勝。やはり世界の葛西だ。悲運の印象が強いが世界選手権、来年のバンクーバーでは好成績で有終の美を飾ってもらいたい。女子は山田いずみ、渡瀬あゆみのフライングガールズが1、2位に入った。TVh杯の中継は録画と生を交えてやるので面白い。競技終了後、スタジオで選手が出演するのがいい。選手の素顔が見える。山田いずみはアイドル系でいけるのではないかとあらためて思った(少し歳はいっているが)。
【参考】神戸クリニック女子ジャンプチーム公式HP

■最新の観光関連ニュースは「ツーリズムラボ北杜の窓Facebookページ」にてほぼ毎日更新中!>>

全記事一覧カテゴリの最新記事